玉村 直貴

もともと本が好きだったので、何らかの形で本に携わる仕事がしたいと思っていました。また、実家が豆腐屋だったこともあり、自分でお店を営業することに憧れを持っていました。

ブックオフを選んだ理由は、本に関わる仕事で、自分のお店を持てるから。今でこそ言えますが、社風や仕事内容については詳しく知らないまま入社しました（笑）

総合買取窓口の店長として、店舗運営を行っています。主な業務内容は、お客様にもっとお店を利用してもらうためのお店づくり、スタッフさんの育成、買取業務です。

総合買取窓口は買取に特化しているので、常に自分の知識をアップデートする必要があります。たとえばファッションなら、街で歩いている人の持ち物を見たり、実際にお店に行ったりして、地道にトレンドを把握しています。学ぶことは無限にあるので、査定をしていると知的好奇心・探求心が刺激されますよ。

また、店長業務のほかに、「ミライカイギ」という社員から投票で募ったアイデアを形にする社内イベントの企画進行と、総合買取窓口のジュエリー研修担当として研修の実施や情報共有などの活動もしています。

今回、総合買取窓口の新店を任せてもらえたことです。貴重な機会をいただいて嬉しかった反面、失敗できないというプレッシャーもありました。ただ、不安以上に、自分の理想とするお店を一から作れるということに最高のやりがいを感じました。

総合買取窓口には、トレーニングの仕組みやキャリアパスの基準がありません。どのような基準に設定するかは、すべて自分に任されていました。細かい部分まで詰めてお店のルールを作るのは大変でしたが、自分の責任のもとで自由に決定できるのは楽しかったです。

もっとブックオフ全体でジュエリーの取扱いを強化し、ジュエリー販売店を展開したいです。数ある商材の中でも、宝石の産地や特性など、無限に知識の深堀りができるジュエリーに面白さを感じています。ブックオフでも、自分のジュエリーの知識を活かせるお店ができれば嬉しいですね。

ブックオフにジュエリーのイメージを持つ人は少ないと思うので、新しい顧客層の開拓にもつながると思います。自分たちが付加価値をつけてお客様に提供し、ジュエリーで売上を立てることに挑戦したいです。

SDGsへの取り組みです。マレーシアを中心に展開している「ジャランジャランジャパン（JJJ）」では、日本で値段がつかなかったリユース品を販売しています。商品の廃棄を減らし、捨てない社会の実現をめざしています。

ジュエリーオーダーやリフォームを行う「アイデクト」のリペアサービスもおすすめです。先日、アイデクトのイベントへ行ったのですが、お客様に長く使っていただけるためにはどうするかを考え、こだわりを持ってリペアする様子に感動しました。指輪のサイズを変えたり、切れそうな部分を補強したりと、すごく細かい仕事を丁寧にされていて、素晴らしい技術だと思います。

ブックオフとして、ジュエリー専門の販売店をつくりたいです。今はプレミアムサービス事業に携わっており、上司にも相談しやすい環境なので、ぜひ実現したいですね。