ブックオフは、リユース事業を通じて「すてない社会」を広げながら、社員一人ひとりの多様な価値観や個性を尊重しています。経営理念のひとつである「全従業員の物心両面の幸福の追求」のもと、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンの推進を重要テーマとして位置づけ、すべての人が自分らしく働ける環境づくりを進めています。
女性管理職研修や社員登用制度、育成担当者制度などを整備し、誰もが平等に成長機会を得られる職場へ。ブックオフは、個性を活かしながら成長する“人財”の力で、より豊かな未来をめざしています。
今回は、社員の働きやすさと幸福の実現に向けた、ブックオフのさまざまな取り組みを紹介します。
ブックオフの経営理念「全従業員の物心両面の幸福の追求」とは?
ブックオフグループは、「多くの人に楽しく豊かな生活を提供する」というミッションの実現に向けて、「事業活動を通じての社会への貢献」と「全従業員の物心両面の幸福の追求」を経営理念として掲げています。ここで言う「多くの人」は、お客様だけでなく、共に働く社員やパート・アルバイトスタッフ、株主、そして地域社会の人々まで含まれています。ブックオフに関わるすべての人が“ハッピー”であることをめざしているのです。
ブックオフの従業員は、会社の未来を支える「人財」です。一人ひとりの可能性を大切にし、給与や福利厚生などの充実だけでなく、やりがい・仲間とのつながり・成長実感といった「心」の豊かさも重視しています。経営理念にある「物心両面の幸福」とは、まさにこのバランスを意味しています。
近年は、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)の考え方を取り入れ、性別や年齢、国籍を問わず多様な人材が活躍できる組織づくりを推進。多様な価値観を尊重し合うことで、新たなアイデアや挑戦が生まれています。
アルバイト・パートの社員登用に積極的
ブックオフを支えているのは、多くのパート・アルバイトスタッフの存在です。そのため、社員登用制度を積極的に推進し、誰もがキャリアアップをめざせる環境を整えています。
近年の正社員登用実績は、次のとおりです。
| 2021年5月期 | 2022年5月期 | 2023年5月期 | 2024年5月期 | 2025年5月期 |
| 70人 | 51人 | 64人 | 72人 | 81人 |
ブックオフの正社員登用者数は、年々増加傾向にあります。アルバイトからスタートし、社員、店長、エリアマネージャーへとステップアップしていくケースも多く、現場での経験を糧に着実に成長できるのも大きな特徴です。
一人ひとりに育成担当がつく「育成担当者制度」
新入社員にとって、はじめての現場は不安がつきもの。ブックオフでは、そんな不安を取り除くために「育成担当者制度」を導入しています。
入社後には、新入社員一人ひとりに育成担当者がつき、仕事の進め方やお客様対応など、日々の悩みや課題をすぐに相談することができます。「誰に聞けばいいのかわからない」という不安を解消し、一人ひとりの成長を丁寧にサポート。気軽に聞ける関係性は風通しのよい職場環境にもつながり、チームワークの一体感を高めています。
勤務地選択・リフレッシュ休暇・研修制度…働きやすさを促進する制度も充実
ブックオフではライフワークバランスの充実を進め、従業員が活き活きと人生を楽しめる環境づくりに取り組んでいます。
たとえば勤務地選択制度では、全国転勤はなく、特定地域内での勤務が可能です。「地元で働きたい」「家族との時間を大切にしたい」という社員の気持ちを大切にしています。時短勤務制度も用意し、ライフステージの変化に合わせて、柔軟に働き方を選べる環境づくりが進められています。
また、上期・下期で、それぞれ連続した5日間の休暇の取得できるリフレッシュ休暇も導入。社会人になると難しくなりがちな長期の旅行や、思いっきり趣味に没頭する時間も、ブックオフなら楽しむことができます。
全従業員に広がるDE&Iの取り組み
ブックオフグループは、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)の推進にも力を入れています。DE&Iとは、年齢・性別・国籍・文化的背景といった「見える違い」だけでなく、経験・スキル・価値観といった「見えない違い」も含めて、一人ひとりの多様性を尊重し、全員が力を発揮できる環境をつくるという考え方です。
取り組みの一環として、全従業員を対象に、アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み・偏見)に関する研修を、年23回実施。経営層・幹部層にも別途研修を行い、互いに尊重し合う企業文化を育むことで、誰もが安心して働ける職場づくりをめざしています。
今後は、社員一人ひとりが自分らしいキャリアを描けるよう、「キャリアデザイン研修」も導入予定です。ライフプランや働き方の多様化に寄り添いながら、長期的な成長を支援しています。
女性リーダーの育成にも注力・女性管理職研修を導入
多様性推進の中でも重要なテーマが、女性の管理職比率向上です。ブックオフでは、女性幹部候補者を対象とした「女性管理職研修」を導入。ネジメントスキルやリーダーシップを体系的に学ぶ機会を設け、キャリアアップへの意欲を後押ししています。
さらに、女性社員の上長には「インクルージョン研修」を実施し、評価者側の理解促進にも取り組んでいます。理職を目指す女性社員を支援するだけでなく、周囲が成長をサポートできる環境づくりにも力を入れています。
人財育成と多様性の尊重により、個性を最大限に活かせる環境づくりを
ブックオフがめざすのは、誰もが自分の好きなことや得意なことを活かし、仲間とともに挑戦できる職場です。リユースという事業は、人とモノ、そして地域をつなぐ仕事。そこに携わる一人ひとりが自分の個性を発揮できることで、会社全体がより温かく、創造的な組織へと成長していきます。
ブックオフは、これからも「全従業員の物心両面の幸福の追求」という理念のもと、すべての社員が笑顔で働ける“ハッピーな会社”をめざし続けます。
ブックオフの新卒採用サイトでは、サステナビリティの取り組みやキャリア・制度についてくわしく紹介しています。自分らしく働ける会社を探しているみなさんは、ぜひチェックしてください。














