2025年5月期の経常利益で、ブックオフコーポレーションは過去最高の39億円を達成しました。国内外での事業展開に加え、自治体や商業施設との連携による多彩なプロジェクトを通じて、社会的価値の創出にも積極的に取り組んでいます。
いま、大きな伸びしろを持つ成長市場として、注目を集めるリユース業界。就活生のみなさんも、業界研究を通じて、ブックオフが描く循環型社会の可能性に触れてみませんか?
この記事では、27卒の就活生の皆さんに向けて、10月7日に公開された「2025年5月期 会社案内」の内容をダイジェストで紹介します。ぜひ、業界研究や企業理解に役立ててください。
国内ブックオフ事業:深化する既存ブランド
高い知名度と全国の店舗網を持つ国内ブックオフ事業。ブックオフグループの普遍的価値を支える深化事業として位置づけており、今後は「本を中核に地域に合わせた商材拡張」と「ブックオフを超便利に・超面白く」をテーマに、オンラインを活用した利便性向上や、特化型店舗パッケージの開発を進めます。
BOOKOFF | 地域密着型のブックオフ店舗。郊外のロードサイドから駅前・繁華街を幅広くカバーし、地域の特性に合わせたラインナップが強み。地元のブックオフとして親しまれ、地域の固定客が多いのも特徴です。 | 直営264店舗加盟337店舗 |
BOOKOFF PLUS | 書籍やCD・DVDに加えて、アパレルやバッグなどの服飾雑貨を扱う中型店舗。売り場面積はBOOKOFFの約2倍で、充実した在庫量が魅力。 | 直営38店舗加盟29店舗 |
BOOKOFFSUPER BAZAAR(スーパーバザー) | 2000年に誕生した大型複合店。家電・家具・衣類・ベビー用品・アウトドアグッズ・スポーツ用品など、多種多様の商品が何十万点と並びます。 | 直営49店舗加盟2店舗 |
あそビバ | 「大人も子どもも思いっきり遊べる」がコンセプトのホビー専門店。トレカ・ゲーム・アニメグッズ・フィギュアなどを取り扱い、リピーターも増加中。 | 直営5店舗 |
※店舗数は2025年5月末時点
プレミアムサービス事業:上質なリユース体験をプロデュース
プレミアムサービス事業は、リユースに馴染みのない富裕層・アッパーマス層をターゲットに展開する取り組みです。高品質なアイテムを厳選し、買取から販売まで“上質なリユース体験”を提供しています。
プレミアムサービス事業は、ブックオフの中でも、今後の成長が期待される探索事業。百貨店や不動産企業などとのアライアンスを広げながら、より多くのお客様と出会う機会を創出しています。
hugall(ハグオール) | 百貨店内で展開する買取専門窓口。百貨店ならではの上質な接客力で、各ジャンルのスペシャリストがリユースにまつわるさまざまなお悩みに対応します。 | 直営18店舗 |
Rehello(リハロ)総合買取窓口 | 23区を中心に展開する、プレミアムラインの買取特化型店舗。主にブランド品や貴金属を対象とし、「手元に残す」という選択肢も含めて、お客様に寄り添ったベストな選択肢をご提案します。 | Rehello:5店舗総合買取窓口:18店舗 |
aidect(アイデクト) | ジュエリーの買取・修理や、サステナブルジュエリーの販売を行うジュエリー総合サービス。「世の中から“使えない”ジュエリーをなくす」をモットーに、セミオーダーやフルオーダー、リペア、買取など、お客様一人ひとりに合った選択肢をご提案します。 | 直営12店舗 |
※店舗数は2025年5月末時点
海外事業:現地ニーズに応じた戦略を拡大
プレミアムサービス事業につづくもうひとつの探索事業が、海外事業です。アメリカと東南アジアを中心に、現地のライフスタイルや価値観に合わせた2つの店舗ブランドを展開。それぞれの地域で、新規出店と定着化の両面から事業拡大を進めています。
BOOKOFF USA | 現地にて買取・販売を行うアメリカのBOOKOFF。幅広い商品を扱う「スタンダード型」と、アニメ・マンガ・フィギュアなどに特化した「アニメ専門店」の2タイプを展開。エンターテイメント性の高い店舗づくりが人気を集めています。 | 直営18店舗 |
Jalan Jalan Japan(JJJ) | マレーシア・カザフスタンを中心に展開するリユースショップ。日本ではリユースが難しいものの、海外では高い需要を持つアイテムを販売することで、モノの命をつなぐ出口戦略として機能しています。特に需要の高いアパレルに特化した専門店もオープンし、これまで合計約4,101トンもの商品をリユースにつなげました。 | 直営19店舗加盟5店舗 |
※店舗数は2025年5月末時点
「すてない社会」を広げるさまざまなプロジェクト
ブックオフは、リユース・リサイクルを通じ、自治体や地域住民と連携しながら「すてない社会」の実現をめざしています。
たとえば、宅配買取を通じて得た金額を応援したい団体に寄付できるクラウド型寄付サービス「キモチと。」。不要品を手放すだけで気軽に社会貢献ができ、2025年6月末時点で累計4億9,000万円以上の応援が集まりました。
さらに、自治体や商業施設に不用品回収ボックス「R-LOOP(アールループ)」を設置したり、教育機関へ本を寄贈する「サステナブックプロジェクト」を実施したりと、地域とともに循環を広げる取り組みも進めています。
これらのプロジェクトの多くは、社員のアイデアから生まれたものです。自由に発想し、挑戦できる風土が、ブックオフの社会的価値をさらに広げています。
ブックオフのミッション「多くの人に楽しく豊かな生活を提供する」
ブックオフのミッションは、「多くの人に楽しく豊かな生活を提供する」ことです。国内外での事業展開や地域連携プロジェクトなど、さまざまな取り組みを通じて企業価値を高めながら、循環型社会の形成を加速させています。
リユース業界のリーディングカンパニーをめざすブックオフでは、社員一人ひとりのやりがいや働きやすさにも力を入れています。社員のアイデアが新しいプロジェクトとして形になるケースも多く、自分の発想や挑戦が事業に活かされる楽しさを感じられます。研修や勉強会、キャリア支援も充実しており、店舗や海外事業などさまざまなフィールドで成長できるチャンスも豊富です。
成長性の高いリユース業界で、社会貢献やサステナブルな活動に関心のある人は、ぜひブックオフの採用サイトをチェックしてください。一緒に、楽しく豊かな社会づくりに挑戦できる仲間をお待ちしています。