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「読み終えた本は92%が自宅保管」「本屋がない自治体が28%」子どもたちに本を届けるためにできること

2025年10月17日

ブックオフの取り組み

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私たちの暮らしを豊かにし、子どもたちの成長にも欠かせない「本」。ところが、読書好きで本を集めている人ほど、「自宅にある本を手放したい」と感じていることが明らかになりました。

一方で、全国の約28%にあたる493の自治体には、書店が存在しないという現実があります。「本を買いたくても買えない地域」と「読み終えた本が眠る家庭」、このギャップをつなぎたい——そんな想いから、ブックオフが2023年に立ち上げたのが「サステナブックプロジェクト」です。

約70%の人が「自宅にある本を手放したい」

読書を習慣にする人の多くは、本を大切に扱う一方で、手元に残し続けることに悩みを感じていることも少なくありません。

ブックオフのグループ企業である株式会社ブクログの調査によると、読書を習慣にしている人の92%が、読み終えた本を自宅で保管していることがわかりました。保管冊数は50冊以上にもなるものの、再読しないことやスペースが限られるといった理由から、手放そうと考えている本が「ある」と回答した人が約70%にも上ります。

本を手放す手段としては、売る、寄付する、譲るなどの選択肢があるものの、実際には「寄付の仕方がわからない」「リユースショップに持ち込むのが大変」といった悩みを感じる人が多いようです。

関連リンク
ブックレビューサービス「ブクログ」|株式会社ブクログ

無書店自治体は493。全国の約28%の自治体には書店が存在しない

全国には書店が一軒もない自治体が493あり、これは全国の約28%にあたります(2024年11月時点)(注1)。書店数は年々減少傾向にあり、図書館の件数も都道府県によって異なることから、地域による読書機会の格差が問題視されています。

特に地方では、人口減少や商業施設の閉鎖により、本を購入できる環境が失われつつあります。本との出会いは、学びの基盤であり、心の成長の糧でもあります。子どもたちが本に触れる機会が減ることは、言葉の理解力や表現力、そして豊かな想像力を育む大切なチャンスを奪うことにつながりかねません。

こうした課題を解決するため、「本を買いたくても買えない地域」と「本が余っている家庭」をつなぎ、誰もが本と出会える社会をつくるために立ち上げたのが、ブックオフのサステナブックプロジェクトです。

(注1)出典:経済産業省|「書店活性化プラン」を公表します

本のリユースで子どもの読書環境をつくる「サステナブックプロジェクト」

サステナブックプロジェクト」(以下、本プロジェクト)は、家庭で眠っている本を、子どもたちの読書支援に活用するブックオフの社会貢献活動です。2023年からスタートし、今年で3年目を迎えます。

本プロジェクトでは、期間中に対象店舗でお売りいただいた商品の点数に応じた寄付金額分の書籍を、公募で選ばれた非営利団体や教育機関に寄贈します。2024年は、初年度の約2倍となる50施設へ、合計5,325冊の書籍を届けました。

主な寄贈先は、図書館や学校、保育園、児童館など。寄贈先では、地域の子どもたちへの貸し出しや、ボランティアによる読み聞かせなど、読書の輪を広げる活動に活用されています。

2025年は、7〜8月中に寄贈先の公募を実施。10月1日〜31日の期間中、対象店舗で商品10点=寄付額1円として換算し、書籍の寄贈を行います。本プロジェクトで寄付を希望する人は、普段通り対象店舗で商品を売るだけで参加可能です。

サステナブックプロジェクトは今後も取り組みの範囲を広げ、子どもたちの読書機会創出や地域格差の解消、さらに廃棄削減にもつなげていきます。

リユースを通じて人々に笑顔を届けるブックオフの取り組み

リユースを中核事業とするブックオフでは、自治体や企業と連携し、寄付活動やイベントを通じて笑顔の連鎖を広げています。社員一人ひとりの挑戦を大切にする社風も、新しいプロジェクトを生む原動力です。

サステナブックプロジェクトのように、リユースと社会貢献をつなげる取り組みは、新しい「モノの手放し方」として多くの人々に支えられていくでしょう。今後も、地域のニーズや社会課題を踏まえ、さまざまな活動を展開します。

ブックオフの公式ホームページや採用サイトでは、多様なプロジェクトや地域との連携について詳しく紹介しています。社会貢献活動や循環型社会の形成に関心のある人は、ぜひチェックしてください。

ブックオフの人と仕事がわかるサイト ブックオフをたちよみ!
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