ブックオフでは書籍をはじめ、アパレル、スポーツ用品、ブランド品、携帯端末のリユース、さらには法人・自治体との連携や海外事業に至るまで、驚くほど多彩なサービスを展開しています。
特に近年は、リユース事業を活かしたサステナビリティ活動に注力し、「多くの人に楽しく豊かな生活を提供する」という企業ミッションのもと、循環型社会の形成につながるさまざまな取り組みを行っています。
今回は、就活生のみなさんに向けて、ブックオフのサービスを全2回に分けて詳しく紹介します。
第1回目となる本記事では、ブックオフのサービスの全体像を整理しつつ、それぞれの事業とサービスのねらいを解説します。
国内ブックオフ事業―地域密着店から大型店まで
全国に700店舗以上を構えるブックオフは、“街のリユースショップ”として、小型店から大型複合店まで、多彩なスタイルで出店しています。
近年店舗網を拡大している「ブックオフスーパーバザー」は、約1,000坪にもなる広大な店内で、あらゆる商品を取り揃える大型複合店。
本・ソフトはもちろんのこと、アパレルやスポーツ用品から、ベビー用品、ブランド品、楽器、生活雑貨まで30〜50万点にも及ぶ商品が並び、店内を歩くだけでも楽しめるエンターテイメント性の高さが魅力です。
最も店舗数の多い「ブックオフ」「ブックオフプラス」は、ロードサイドから繁華街を幅広くカバーし、地域の特性に合わせたラインナップが特徴です。
各店舗は、ホビー売場の充実や参考書の強化など、自店舗の強みを活かしながらマーケティングに取り組んでいます。
プレミアムサービス事業―富裕層にリユースという選択を
ブックオフでは、アッパーマス層・富裕層向けの市場開拓にも挑戦しています。ブランドバッグ、時計、宝飾品などを専門に取り扱うプレミアムサービス事業では、リユースに馴染みのない層への新しいアプローチです。
BOOKOFF総合買取窓口/Rehello | 住宅街に構える買取特化型店舗。丁寧な接客で、お客様の買取体験をサポートします。 |
hugall(ハグオール) | 百貨店の買取相談窓口。ブランド品、ジュエリー、骨とう品、美術品などの高価格帯商材の買取及び販売を行います。 |
aidect(アイデクト) | ジュエリーオーダー・リフォーム・リペア・サステナブルジュエリーの販売を行うジュエリー専門店。お客様それぞれの想いに沿ったご提案を行います。 |
プレミアムサービス事業では、「買取体験」という付加価値を重視し、お客様の不安や想いを汲み取ったうえで丁寧なフォローを行っているのが特徴です。
ブックオフ事業のうち、成長性の高い「探索領域」に位置付け、事業成長に向けた人員拡充と新規出店を進めています。
海外事業―全米100店舗、世界100店舗をめざす
ブックオフの挑戦は、国内にとどまりません。2033年に「全米100店舗・海外100店舗展開」という大きな目標を掲げ、世界規模で循環型社会の実現をめざしています。
米国展開を行うBOOKOFF USAは、現地買取と高い収益性が強み。通常のブックオフのように多彩な商材を取り揃えた「スタンダード型」と、アニメ・漫画関連グッズに特化した「アニメ専門店型」を展開しています。
マレーシア・カザフスタンを中心に展開するJJJは、日本で再販機会に恵まれなかった商材の出口戦略として機能しています。
日本のリユース品は高品質で現地からの評価も非常に高く、幅広い世代から愛されるお店として定着しています。
また、店舗運営の中心は現地採用のスタッフで、地域の雇用創出にもつながっています。
法人向けの大量購入・買取サービス
ブックオフでは、法人向けの買取サービスも提供しています。店舗リニューアルに伴う不要品や、自治体の処分品でまだ使用可能なものを買い取り、JJJにて再販。
本はもちろん、CD・DVD、生活雑貨、衣料品、スポーツ用品など、幅広いジャンルの買取が可能です。
ブックオフならではのリユースプロセスと知名度があるからこそ実現できる取り組みであり、企業の廃棄コスト削減や環境負荷の軽減に貢献しています。
また、本・漫画の大量購入もご注文いただけます。常時400万点以上の品揃えがあるブックオフオンラインから、企業の要望に合わせた人気作品をセレクト。
導入実績は全国875店舗以上にのぼり、温浴施設やリゾート施設、まんが喫茶など、多くの企業にご活用いただいている人気サービスです。
国内外でリユース事業を手掛け、循環型社会の形成を加速させる
ブックオフは、国内ブックオフ・プレミアムサービス事業・海外事業の3つを中心に、リユース業界のリーディングカンパニーとして活動を進めています。
国内では、小型店から大型複合店まで幅広い店舗を運営し、地域の特性に合わせた品揃えで、街のリユースショップとして長年親しまれています。
プレミアムサービス事業では、ブランドバッグやジュエリーなどの高価格帯商材に特化し、アッパーマス層・富裕層向けに新しいリユースの価値を提供しています。
また、海外事業では、日本の出口戦略であるJJJと米国USAを展開し、それぞれエンタメ性の高いお店づくりで多くの現地ファンを獲得しています。
ブックオフの採用サイトや公式ホームページでは、ブックオフのサステナビリティへの取り組みや循環型社会形成への挑戦を紹介しているので、ぜひご覧ください。
次回は、ブックオフの意外なサービスに注目し、私たちが考える循環型社会についてレポートします!