「多くの人に楽しく豊かな生活を提供する」ことをミッションとして掲げているブックオフ。
循環型社会の実現につながるリユース事業以外にも、地域社会・行政機関との連携によって幅広い社会問題の解決をめざしています。展開中の活動には社員発のアイデアも少なくありません。
今回はそんなブックオフがこれまで実現させてきた、地域社会に貢献する活動を紹介します。
相模原市との連携
ブックオフは創業の地である相模原市と、包括連携に関する協定を締結。2023年3月には相模原市が認定する「さがみはらSDGsパートナー」にも登録されました。
協定の目的は「活力ある個性豊かな地域社会の形成と市民サービスの向上」です。ブックオフの事業活動とリソースを通じて、地域の循環型社会形成の推進、社会問題の解決、教育支援、地域産業の振興といった幅広い活動を進めています。
また2016年には、相模原市のJリーグクラブ・SC相模原とスポンサー契約を締結。
2022年にはSC相模原が実施するイベント「SDGs DAY」に、メインスポンサーとして協賛しました。当日のブース出展では、SDGsや3Rについて楽しく学べるコーナーやブックオフが販売しているフードロス飲料の無料配布などを実施しています。
リユースフェスの開催
2022年11月、ブックオフは仙台市及び地域の学校・企業・団体・住民のみなさまと連携して「ブックオフ 杜の都リユースフェス」を開催しました。
仙台市のSDGs取り組み紹介ブースや、リユースファッションショー、0円服交換会、フリーマーケット、オリジナルエコバッグづくり、ブックオフ買取・販売ブース、トレカ交流会など、さまざまなイベント・ブースを用意。楽しみながらSDGsに触れることができるイベントとなりました。
2023年4月には町田市でもリユースフェスを開催しています。サステナブルな社会の実現と地域・社会との結びつきを強めるため、お子さまから大人まで楽しく気軽に参加できるイベントをめざしました。
ふるさとブックオフ
「ふるさとブックオフ」は、書店のない自治体に出店する取り組みです。現在は活字離れなどの影響もあり、書店のない自治体が全国456市町村にものぼります。
ブックオフ社員の有志5人が、地域格差の解消を目指すために古本を扱うブックオフとしてできることを考えた結果、活動がスタートしました。
2023年にオープンした第1号店は「ふるさとブックオフ西和賀町湯本屋内温泉プール店」。岩手県西和賀町での書店出店は16年ぶりです。
ロングセラーの書籍、文庫本、児童書・漫画やリクエストがあった英語の絵本など、約30,000冊を取り扱いオープン初日は多くの方が訪れました。県外からのお客様の誘致や施設の来場者増加など、地域の活性化にも貢献しています。
この成功を受け、翌年には三重県桑名郡木曽岬町に2号店がオープン。子どもたちを中心にたくさんの方々の読書機会を創出しています。
東急との取り組み
ブックオフは東急グループと連携して、2021年から「お忘れ物リユース」の取り組みを進めています。
実証実験の第1弾として、東急線の駅・車内などの鉄道施設で拾得された忘れ物のうち法的に保管期間が過ぎ東急電鉄が所有権を取得したものをリユース品として再流通。
1年2ヶ月で約8200kgの忘れ物を回収し、そのうち65%が国内外の店舗で販売されました。商品にならないモノも原則リサイクル資源として循環させており、約21tのCO2排出削減に寄与しています。
この結果を受け、2023年4月からは本取り組みの本運用をスタート。
また東急線沿線の施設で不要品の買取イベントを開催するなど、「モノを捨てない」資源循環型まちづくりを推進中です。
ブックオフは社員のアイデアが形になる会社
社員の「好きなこと」「やりたいこと」を会社全体で応援するブックオフ。社員からアイデアを募る「ミライカイギ」を定期開催するなど、社員一人ひとりが夢を叶えて、充実した人生を歩むことを大切にしています。
重視するのは「まずやる。あとでなおす」という姿勢です。チャレンジ精神に溢れた人財が多く、失敗をおそれずに挑戦できる社風だからこそ、一人ひとりの「おもしろい」がカタチになります。
会社のミッションは「多くの人に楽しく豊かな生活を提供する」。お客様はもちろん、働く社員やスタッフ、株主、地域住民の方など、すべての人と笑顔と幸せが循環する社会をめざして、これからも挑戦を続けていきます。
共に高め合える仲間といっしょに働きたいという方、社会貢献性の高い事業に取り組みたいという方は、ぜひブックオフの採用サイトをチェックしてみてください。