ブックオフ
USAとJJJは、
国内とココが違う
アメリカ・マレーシアを中心に展開している海外事業。
日本とは異なる取り組みで、現地で愛されるお店へと成長中です。
ブックオフUSA
日本のマンガ・アニメ人気を踏まえて、エンターテイメント性の高いイベントや店舗づくりを実施し、現地ファンを獲得。当初は米国に住む日本人向けに出店していましたが、2009年からは現地向けに英語のみの商品を取り扱う店舗も展開しています。
Jalan Jalan Japan
「Loved in Japan」をコンセプトに、マレーシアを中心に展開するJJJ。販売する商材は、すべて日本発のリユース品です。大型店の「ブックオフ・スーパーバザー」をモデルとして、約500坪の広大な店内に幅広いジャンルの商品を豊富に取り揃えています。
ブックオフのプレミアム事業
店舗パッケージ |
Jalan Jalan Japan(JJJ) |
BOOKOFF USA |
---|---|---|
店舗数 |
マレーシア 10店舗 カザフスタン 1店舗 |
アメリカ合衆国 12店舗 |
概要 |
・2016年進出 |
・2000年進出 |
独自の強み |
「Loved in Japan」をコンセプトにした |
現地買取による仕入力と |
共通の強み |
・現地で独特な、エンターテインメント性の高い小売業としての地位を確率 |
JJJとブックオフUSA
ブックオフの海外店舗は、国内とココが違う!
ココが違う1
アニメ・マンガファンが集まる
コスプレイベントを開催
アメリカで根強い人気を誇る、日本のアニメ・マンガカルチャー。日本のマンガは「Manga」と呼ばれ、子どもから大人まで幅広い世代に愛読されています。このような現地のアニメ・マンガ人気を受けて、「BOOKOFF USA」では、地域住民が自由に参加できるアニメのコスプレイベントを定期開催。毎回100人以上が参加し、地域コミュニティの活性化にも貢献しています。
ココが違う2
認知度の低いエリアにも
出店し、全米展開にチャレンジ!
「BOOKOFF USA」の11店舗目となる「BOOKOFF リバーサイド店」がオープンしたのは、ブックオフが知られていないロサンゼルスの郊外です。日本では「本を売るなら」で誰もが知っているブックオフですが、広大なアメリカではまだまだ認知度が低いのが現状。しかし、全米展開を進めるためには、認知のないエリアへの積極的な出店が不可欠です。SNSやイベントを通じて発信力を高めつつ、需要の高いアニメグッズやホビー商材を揃え、幅広い年代に受け入れられるお店作りにチャレンジしています。
ココが違う3
日本国内のリユース品を供給し、
廃棄削減に貢献
ブックオフが買い取ったリユース品の中には、値付けが難しく、再販できないものもあります。国内ブックオフの廃棄コスト削減を目的とし、リユース品の出口として機能しているのがJJJです。2022年には約2,600トンの商品が廃棄されず、マレーシアのお客様の手に渡ることができました。廃棄を減らすとともに、現地の人々の「楽しく豊かな生活」の提供にも貢献しています。
ココが違う4
ゴーストモールでも大行列!
JJJの店舗は、すべて閑散としたゴーストモールにあります。普通ならお客様が来ないような立地ですが、それを逆手に取って「安い賃料で広い物件を確保」「大きな看板を出せる」という戦略に踏み切りました。そして、ほかのリユースショップにはない「日本のリユース品が・大量に・安価で購入できる」という強みで、競合との差別化に成功。今では新規店舗オープンの際には、1時間前から行列ができるほどの人気です。
海外事業の未来
ブックオフの海外店舗は、
国内とココが違う!
2000年から海外進出し、ここ5年ほどで大きく成長したブックオフの海外事業。2033年5月期には、JJJ世界100店舗、全米100店舗を目標に積極的な出店を行い、さらなる利益向上をめざします。
日本で販売機会に恵まれなかったリユース品を販売するJJJ事業は、「すてない社会」の形成に貢献する取り組みです。今後は加盟店形式で、新たな国への展開も検討しています。他社や自治体とも連携し、不用品のリユースを広めて供給力の強化に努め、将来的には「日本の受け皿」になれるような活動へつなげたい。ブックオフは国内外で、「多くの人に楽しく豊かな生活を提供する」ことに挑戦していきます。