ブックオフが考える
循環型社会
循環型社会を実現させるのが、私たちブックオフの役割です。
ブックオフのSDGsへの取り組みも紹介します。
ブックオフグループが掲げるモノとコトの
循環型社会のコンセプト
笑顔あふれる持続的な社会を実現する
ブックオフグループは、リユースのリーディングカンパニーとしてお客さまが不用になったモノを売ったり、買ったりするリユースプラットフォームとしての機能を果たします。しかしそれはモノの循環だけにとどまらず、次に受け取った人や関わった人の「笑顔」と「幸せ」も循環させています。 わたしたちは、お客さま、社員、社員の家族、そして関わる全ての人々の未来の世代へ、課題解決された社会を手渡していくこと、そして、笑顔があふれ、幸せな社会を実現していくことをこのコンセプトに込めています。
ブックオフグループが循環型社会の
実現に取り組む姿勢
リユース・リサイクル率100%をめざして、
循環型社会の推進をリードする
ブックオフでモノを売ったり買ったりすると、モノの寿命が伸びて廃棄を減らすことができます。リユース業を展開するブックオフは、事業そのものがサステナブルともいえます。蓄積してきたノウハウ、全国に展開する店舗とネットサービスという幅広いチャネル、利便性が高い多様なサービスを活かして、循環型社会形成の担い手として活動したいと考えています。 企業や自治体、そして海外へ。多様な取り組みの中でも忘れてはならないのは、ブックオフで働いてくれる社員への感謝と応援の気持ちです。社員が充足感を持って働けるよう、組織改革を進め、多様性を大事にした人財育成も進めています。
ブックオフグループが取り組むSDGs
リユースを軸として、みんなが笑顔になれる社会づくりを
4.質の高い教育をみんなに
子どもたちに循環型社会について知ってもらうため、ブックオフオリジナルの教育支援プログラムや講演活動を実施しています。査定体験やマイバッグ制作を通し、子どもたちが楽しみながら地球の未来について考える機会を提供しています。また、企業や公益社団法人と連携し、回収した本をブックオフが査定し、その買取金額を世界の子どもたちの教育活動に充てる取り組みも行っています。
8.働きがいも経済成長も
社内ではダイバーシティ推進の取り組みとして、女性社員のキャリア形成を支援するため「次世代法・女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画」を策定。特例子会社「ビーアシスト株式会社」を設立し、障がい者雇用にも取り組んでいます。また、海外事業の店舗では、現地のローカル社員を積極的に採用。現地の文化や価値観を尊重しつつ、仕事のノウハウを伝授し、一人ひとりがキャリアパスを描けるようにサポートしています。
12.つくる責任・つかう責任
CD・DVDから再生プラスチック素材を商品化する「CDプラ事業」や、フードロス削減をめざし訳アリ商品を販売するショップ「FOOD ReCO」を立ち上げました。2023年には、JJJ事業によって約2,600トンもの廃棄量削減に成功。海外でリユースできなかった衣類は、パートナー企業を通じてウエスや半毛材として、フェルトなどの原料に再資源化しています。
13.気候変動に
具体的な対策を
カーボンニュートラル社会を実現するため、温室効果ガス(GHG)の排出削減に努めています。気候変動対応とTCFD提⾔に沿った情報開⽰を行っており、CO2排出量は2030年度に50%削減、2045年度にカーボンニュートラル達成が目標。再生可能エネルギー電力の導入拠点は、2040年度までに50%達成をめざしています。これからもリユース事業を通じて、循環型社会の形成に取り組んでいきます。
15.陸の豊かさを守ろう
販売に至らなかった書籍はパートナー企業と連携し、古紙としてリサイクル。これを森林資源に換算すると、年間約60万本に相当します。リサイクル紙を活かしてオリジナル幼児ドリルを作成し、再商品化するリサイクルシステムもスタート。不要品の買取金額でさまざまな団体を支援できるクラウドファンディングサービス「キモチと。」を通じて、NGO・NPOの環境保全活動もサポートしています。
17.パートナシップで
目標を達成しよう
「キモチと。」では大学や企業、NPO団体などと連携し、リユースを通じて活動を支援しています。現在は100プログラムを達成し、累計応援額は4億円を突破しました。また、自治体と連携して空き家問題の解決事業に取り組んだり、鉄道会社が保管する忘れ物のうち、法定管理期間が過ぎたものをリユース品として流通させたりといった取り組みも実施。今後も、さまざまな企業や自治体と連携し、循環型社会の形成を加速させる活動を続けます。
すてないブックオフ・さまざまな取り組み
地球の未来を守るために
ブックオフができること
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参加者2万人! 商店街を巻き込んだ楽しいイベント
宮城県仙台市では「杜の都リユースフェス」をプロデュース。2023年は前年に続き第2回目となる開催で、約2万人が来場しました。地元の専門・高等学校や自治体、リユース企業の協力を得て、リユースファッションショーや服の交換会、体験イベントを開催。子どもから大人まで、楽しくリユースに触れることができるイベントです。
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たくさんの人や地域に、本と親しむきっかけを
買取商品の点数に応じて、児童施設や教育機関へ本を寄贈する「サステナブック」プロジェクトを実施しました。買取点数3点につき1円を換算し、寄付額に相当する本を寄贈する仕組みです。期間は、2023年11月の1ヶ月間で、青森県や宮城県など計5県のブックオフチェーン40店舗が対象。子どもたちが素敵な本に出会うきっかけを提供することができました。
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リユースと通じて活動を支援できる買取寄附サービス
ブックオフの宅配買取サービスを活用し、不用品の買取金額でさまざまな団体へと寄付できるプロジェクト。リユースを通じて、「活動を応援したい」という消費者の気持ちを後押しします。2023年には100プログラムを達成し、累計応援額は4億円を突破。ボランティア団体による子どもの教育支援や、被災地のNPOやボランティア活動支援など、さまざまなプログラムを応援することができます。
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自社製造のオリジナルプラスチックで新しい価値を提供
ブックオフでは、買取後に販売しきれず廃棄するCD・DVDが年間1,700トンにも及んでいました。そこで、CD・DVDの回収からリサイクルまでを一貫するべく、自社で独自製造ラインを構築し、信頼性の高い再生プラスチック素材として開発されたのが「CDプラ」です。美術大学や企業との共創プロジェクト「すてるデザイン」で商品化に取り組むほか、マテリアル展に出展してさらなる実用化に向けて活動中です。
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不用品にまつわる企業のお困りごとを解決
企業の滞留品や訳アリ商品、鉄道や施設での忘れ物、自治体の処分品でまだ使えるモノなどを回収し、JJJで再販する取り組みも行っています。ブックオフの国内知名度の高さと、出口戦略であるJJJ事業があるからこそできるサービスです。「廃棄コストを減らしたい」「サスティナビリティ・SDGsを推進したい」という企業や自治体をサポートします。
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地域住民から愛されるブックオフの本屋さん
書店のない自治体にブックオフが出店し、本の販売を行うサービスです。ロングセラー書籍からコミック、児童書、絵本まで多様なジャンルを取り揃え、書籍とリユースを通じた地域復興に取り組んでいます。記念すべき1号店は、2023年8月に岩手県西和賀町にオープン! 県外からもお客様がいらっしゃるほど話題となり、2ヶ月間で約800冊も販売できました。現在は2号店の出店準備を進めています。