2025年10月12日、ブックオフは今年で第5回目となる「杜の都リユースフェス」を宮城県仙台市で開催します。
本イベントでは「学生のキャリア形成と地域の繋がりを活かした循環型社会の実現」を目的に、東北芸術工科大学と産学連携の取り組みを実施。リユースに対するイメージをポジティブに変化させることでリユースの裾野を広げるとともに、地域コミュニティから持続可能な社会の実現に貢献します。
この記事では2022年からはじまった「杜の都リユースフェス」の概要や、これまでの取り組みを踏まえつつ、2025年開催イベントの狙い・プログラムを紹介。
ブックオフへの就職に興味があり、地域を巻き込んだサステナブルな活動について理解を深めたいという人は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
ブックオフが開催する「杜の都リユースフェス」
「杜の都リユースフェス」は「サステナブルな社会の実現と地域・社会との結びつきを加速させること」を目的に、ブックオフと開催地の仙台市や地域の学校・企業・団体・住民が連携してつくりあげてきたイベントです。
開催の契機になったのは、2022年3月にBOOKOFF SUPER BAZAAR仙台泉古内店で開催した宮城文化服装専門学校の学生によるファッションショー。
この催しが地域の人々の好評を得たことから、同年11月5日に開催場所をサンモール一番町商店街に移して「杜の都リユースフェス」を初開催しました。
宮城文化服装専門学校・ファッション文化専門学校DOREMEの生徒たちによるファッションショーをはじめ、0円服交換会、フリーマーケット、オリジナルエコバッグづくり、仙台市のSDGs取り組み紹介ブースなど、楽しみながらSDGsやエシカル商品に触れられるさまざまなイベント・ブースを用意。
ファッションショーの衣装はブックオフ店舗で取り扱っているアパレル品をアップサイクルしたものです。
当日は来場者数が1万人を超え、子どもから大人まで多くの人が楽しく気軽に参加できるイベントとなりました。以来「杜の都リユースフェス」は毎年秋の仙台市の恒例行事となっています。
2023年には宮城県が後援に加わるとともに、ファッションショー参加校も3校に拡大。開催日は2日間にわたり、イベントセレモニーには仙台市長とブックオフの代表取締役社長が登壇するなど、イベントの規模・内容もより充実しました。来場者は前回を大きく上回る2万人です。
2024年には19社の協力企業・学校・団体が参加。開催場所にぶらんど〜む一番町商店街も加わったことで、ステージイベントやブースがさらに多様になっています。
産学連携で創る「杜の都リユースフェス2025」
2025年10月12日に開催する「杜の都リユースフェス2025」では、新たな取り組みとしてイベントのポスターやテレビCM、当日会場内に設置する来場者参加型のモニュメントを東北芸術工科大学の学生が制作します。
東北芸術工科大学は、学生たちが地域・企業の実際の課題と向き合い、クリエイティブな力を使って解決方法を考える「実践型教育」を特色とする大学です。
ブックオフと東北芸術工科大学は、イベントを通じた学生のキャリア形成と地域との結びつき強化を目的に今回の産学連携を実現しました。
学生のみなさまは開催前の社内ミーティングから、コンテンツ作成、イベント参加者との触れ合いまで、イベント制作に当事者として参加。デザインやアートの力を地域に還元するとともに、就職時・卒業後のキャリアアップにつながる実践の機会としていただきます。
また、ブックオフは次世代を担う学生とともにイベントを創る今回の取り組みを通して、リユースの楽しさ・大切さを未来に継承。新たな視点・エネルギーによって生まれる「新たなムーブメント」を起こすことで、リユースによる循環型社会の促進をリードしていきます。
リユースを軸にみんなが笑顔になれる社会をつくるブックオフ
以上、ブックオフの「杜の都リユースフェス」について、概要やこれまでの取り組み、2025年開催イベントの詳細を紹介しました。
「多くの人に楽しく豊かな生活を提供する」ために、リユース・リサイクル率100%の循環型社会実現をめざすブックオフ。さまざまな企業、団体、学校と連携しながら「リユースの楽しさ・大切さ」を伝える幅広い活動を推進しています。
「杜の都リユースフェス」のほかにも、未来を担う子どもたちへの教育プロジェクトや、法人・自治体の不用品にまつわるお困りごとのサポート、リユースを通じて気軽に活用できる買取寄付サービスなど、取り組みを拡大中です。
「ブックオフといっしょに持続可能な社会をつくりたい」「自身のアイデアや情熱を活かせる環境で働きたい」という人は、ぜひブックオフの採用サイトをチェックしてみてください。