毎年「8月8日」は何の日かご存知ですか?
正解は「リユースの日」。
ブックオフグループも会員として名を連ねる「一般社団法人日本リユース業協会」が2023年に制定し、⽇本記念⽇協会から認定を受けた正式な記念日です。
この記事ではリユース業界への就職に興味があるという人に向けて、「リユースの日」の概要や制定の経緯について解説していきます。
また2025年のリユースの日に初開催となる関連イベントについても解説していくため、ぜひ最後までチェックしてみてください。
「リユースの日」制定の経緯と8月8日の理由
「リユースの日」を制定した日本リユース業協会は「リユース業界全体が透明性の⾼い健全なる発展を通じて、持続可能な循環型社会の形成に貢献する」ことを理念に、リユースの認知向上やビジネス環境の発展をめざした活動を推進する一般社団法人です。
正会員は35社に及び、理念の実現をめざしてさまざまな活動を行っています。
SDGsの認知拡大や経済合理性の高さから、利用者が年々拡大しているリユース業界。
市場規模は2009年以降14年連続で成長しており、2023年には3兆円の大台を突破しました。2030年には4兆円規模に到達するという予測もあり、非常に将来性の高い業界です。
しかし「我慢」「窮屈」といった先入観から、「リユースを経験したことがない」という人はまだまだ少なくありません。「日本には総額で約44兆円の隠れ資産がある」という推計もあり、リユース市場にはまだまだ潜在的な可能性があります。
不要になったモノを捨てずに再流通させるリユースは、廃棄されるモノの削減につながるだけでなく、廃棄物を処分するときに発生するCO2を軽減させたり、製品を生産するときに使われる資源を減らしたりと、サステナブルな「循環型社会」の形成に大きく貢献する取り組みです。
循環型社会形成推進基本法でも、3R(リユース・リディユース・リサイクル)のなかで、リユースは発生抑制(リデュース)についで優先度の高い施策となっています。売る人も買う人も、地球環境も、橋渡しをする企業も、みんながハッピーになれる事業といえるでしょう。
「より多くの人にリユースの良さや楽しさを知ってもらいたい」「人々がリユースの重要性や循環型社会について考えるきっかけにしたい」。そんな想いから、リユースの日は制定されました。
リユースの日を「8月8日」に定めたのは、物が人から人へと循環し続ける様子がイメージできる「∞」を回転させた「8」という数字が並んでいるから。日本リユース業協会ではリユースの日を社会に浸透させることで、リユース人口の増加をめざしています。
リユース企業6社が合同で開催するリユースの日のイベント
2025年8月8日・9日の2日間、ブックオフをふくむリユース企業6社は秋葉原でリユース体験イベント「8月8日 リユースの日 ~笑顔をつないで、未来のチカラに。~」を開催します。
イベントの主な対象者は、学校の総合的な学習や家庭科の授業で持続可能な生活について学ぶ小学校5、6年生とその保護者です。
授業で学び知識として備わっているリユースを各社ブースのワークショップなどで体験。未来の社会を担う小学生たちが日々の生活のなかでリユースを実践し、リユースや循環型社会について自分ごととして考える機会を創出します。
たとえばブックオフが展開するのは、ブックオフのお仕事を通じて誰かが手放したリユース品がお店に並ぶまでの流れを学べる体験ブースです。
また、イベント初日には環境省とリユース企業4社の代表が登壇。それぞれのリユース体験や各社の取り組み、循環型社会について考えることをトークするオープニングイベントも実施します。本トークイベントにはブックオフグループの代表取締役社長・堀内康隆も登壇予定です。
リユース業界のリーディングカンパニーをめざすブックオフ
リユースの利用者を広げるため、BOOKOFF店舗の展開にとどまらないさまざまな取り組みを推進するブックオフ。
ECサイト・公式アプリなどのオンラインサービスや、出張買取・宅配買取といった利便性の高いサービス、ジュエリー・ブランド品などを売買する富裕層向けのサービス、海外への店舗展開など、新たな領域にチャレンジすることでリユースの普及や企業価値の向上をはかってきました。
「多くの人に楽しく豊かな生活を提供する」というミッションを実現するため、リユース業界のリーディングカンパニーを目指して今後も試行錯誤を繰り返していきます。
そんなブックオフの成長を支えているのが、人間力・行動力があり、失敗を恐れることなく仲間を巻き込みながら新しいことに挑戦する人財です。ブックオフが力を入れている取り組みのなかには、現場ではたらく社員発のアイデアも少なくありません。
「リユース業界でSDGsの達成に貢献したい」「社員の個性や意欲を大切にする会社で働きたい」という人は、ぜひブックオフの採用サイトをチェックしてみてください。