「資源や廃棄物の発生を抑制することでSDGsに貢献する」「不況に強く今後も市場の成長が期待されている」といった理由から、就活生にも人気のリユース業界。
本シリーズではそんなリユース業界への就職に興味がある新卒学生に向けて、業界の概要やビジネスモデル、成長要因を紹介してきました。
第3回ではリユース業界で働くことのやりがいと、就業に向いている人物像を掘り下げていきます。リユース業界について研究して就活に活かしたいという人は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
リユース業界のやりがい
リユース業界のやりがいとして、まず挙げられるのはSDGsへの貢献性の高さでしょう。
第1回でも紹介したように、リユースは経済合理性をモチベーションにすべての人が気軽に参加できる取り組みです。そのためリユースサービスをもっと便利にしたり、多くのお客様に届けたりする活動が、そのまま環境保護にもつながります。
またスケールの大きさも魅力のひとつ。リユースは市場規模がどんどん拡大しており、幅広い層のさまざまなお客様に商品・サービスを提供できる業界です。
現在は国内だけでなく海外に向けた事業展開も活性化しているため、グローバルな視座を持って働くことができます。日本のリユース品は品質・デザイン性が高く、海外のお客様からも喜ばれます。
もちろん国内でも、店舗での接客などを通してお客様の笑顔に接する機会は少なくありません。メーカーから商品を仕入れる小売業と比べて、リユースはお客様から買取・販売を行うためより密なコミュニケーションや需要にマッチしたサービス提供が重要になります。
「人から人へとモノが循環していく仕組み」をつくるリユース事業は、多くの人の「つながり」と「喜び」を生み出す仕事でもあるのです。仕事を通じてサステナブルで豊かな社会の形成に貢献できることは、リユースに携わる最大のやりがいといえるでしょう。
リユース業界に向いているタイプ
そんなリユース業界に向いているのは、「誰かの役に立ちたい」「お客様に喜んでもらいたい」という気持ちをモチベーションにできる人。
サステナビリティはリユース事業のアピールポイントでもあるため、新たなアイデアを創出したり、社会に向けてリユースの魅力を発信したりするうえで、「社会に貢献したい」という想いは強みになるでしょう。
また店舗運営でもサービス開発でも、顧客ニーズに応えるために「相手の立場から考える力」をふくめたコミュニケーション能力が重要なのは言うまでもありません。
さらにリユース業界の仕事はチームプレーが基本です。店長業務であればマネジメントや人材育成に携わる機会もあり、仕事仲間への配慮や思いやりはチームの価値を高め、よりよいサービスの提供につながります。
さまざまな商材の買取・販売を行うリユース業界は、特定ジャンルに精通している人や好奇心旺盛な人にもおすすめ。店頭でお客様からの質問に答えたり、商品の魅力を引き出したりと、好きなことが活かしやすい業界といえるでしょう。
これらの適性に加えて、リユース業界のリーディングカンパニーであるブックオフが求めているのは、失敗を恐れずに行動する「チャレンジ精神」「発信力・巻き込み力」の持ち主です。
リユース事業の潜在的な可能性を広げて成長していくためには、既存のビジネスモデルにおさまらない新しいアイデアの創出・実現が欠かせません。
ブックオフはこの成長の源泉に「人財」を位置づけ、社員の「やりたいこと」を会社全体で応援するカルチャーを培ってきました。
成長につながる失敗なら大歓迎。実際にここ数年はトレカの対戦スペースやリユースフェス、ふるさとブックオフなど、社員発信のプロジェクトも増えています。人財育成にも力を注いでおり、社員一人ひとりの「情熱」や「自己実現」を最大限サポートする会社です。
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